キムチ
韓国人って、本当に毎日キムチを食べるの?

日本のスーパーでもいろいろなキムチが売られるようになりました。キムチが好きな日本人も大勢いるのではないでしょうか?

 

私もキムチが好きですが、はっきり言って一週間に2回食べれば十分です。飽きてきます。

でも韓国人は文字通りキムチを手放すことができません。毎日どころか朝、昼、晩の三食全部にキムチを食べます。

まず驚くのが、一般家庭に普通にあるキムチ専用冷蔵庫。日本なら業務用としかならないような箱型の冷蔵庫が普通の家庭にあります。子供が4,5人入って遊べそうな大きさです。

冬白菜の収穫の時期になると、どこの家庭でも100個から200個の白菜を使ってキムチを作りその冷蔵庫に入れ保存します。温度の調節ができるので、その時のキムチの発酵度合いに合わせて調節するのだそうです。

なぜキムチ専用冷蔵庫を使うかというと、大容量が必要なのはもちろんですが、他の食品ににおいが移るのを避けるためだとか。大好きなキムチではあっても、韓国人がにおいを厄介に感じることはあるようです。

そして、種類もとっても豊富です。白菜と大根とキュウリだけでなく、ニラやミニ大根、山菜も美味しいキムチになります。

定番の白菜のキムチでも魚介類を入れたものや発酵させないものもあり、私たちが思っているキムチとだいぶちがうものもあります。それらを毎回の食事で少しずつ出して食べます。

 

キムチ

 

キムチは韓国人にとって「おふくろの味」。家庭によって少しずつ味が違い、作り方やこだわりも違うので、その食べ比べをするのは本当に楽しいです。

11月頃はオモニ(お母さん)たちがとても忙しい時。それは1年分のキムチを作る時だから。でも、同時に活気があって楽しい時期です。

私もキムチ作りを手伝わせてもらったことがありますが、結構な重労働です。白菜を洗って塩水に漬け、タレを作り、葉の1枚1枚の間にそのタレをすり込んでいきます。でもその時のみんなの表情は楽しそうでとても良いムードでした。

キムチを作った日に食べるお決まりのメニューが「ゆで豚」。ちょっとイイ豚肉のブロックを買ってきて、キムチを作っている時にコトコトと長時間かけて茹でます。その豚肉を出来立てのキムチと一緒にレタスなどに包んでパクリ。その時に韓国味噌を一緒に包むのもおすすめです。シンプルですが本当に美味しいです。

韓国文化の伝統行事ともいえるキムチ作りは、とても良いコミュニケーションの場にもなります。でも、近年の若い人の中にはキムチのつくり方を知らず、もっぱらスーパーで買う、という人もいるようです。

こんなに温かな韓国の食文化キムチはこれからも続いていって欲しいな、と思います。